くつべらマン

第2部1話「採用面接」

第2部1話「採用面接」

この質問は、実際に「某園長」が面接で聞かれた質問だそうだよ。愛された/愛されなかった、でその人の価値は変わらない。その質問の正否はおいておいて、採用面接でこれを聞いた意図はなんだろうか?

一つ、具体例として「逆転移」という言葉がある。すごく簡単に説明をしてしまうけど、もし自分が小さいころ親御さんから「できない」と言われ続けていたことが感情の奥底に残っていたとして、同じような子を目の前にしたらどうなるかな?感情が揺さぶられてしまうんじゃないかな。冷静さを保ち辛くなるんじゃないかな。

人は誰もが、経験に差異があり、性格に凹凸がある。冷静でいられることといられないことがある。でも支援の対象である子供に、そんな大人の都合は関係ない。フェアで、その子の事情に寄り添った支援を受ける権利がある。そんなリスクを前に、現場の職員には「自分を把握していている」能力が求められる。自己覚知というやつだ。「わたしは暴力的な事柄に感情が不安定になります」「ぼくはいま、冷静ではありません」そう把握し、周りに伝えることのできることが、チームで支援に当たる上でとても大切なことになる。例えばそんな自覚があるかどうか、確認をしようとした質問ではないか、と予想しているよ(代表)。

URL
TBURL
Return Top