一般社団法人SHOEHORN

続けるべきこと、活動から事業へ

続けるべきこと、活動から事業へ

久しぶりの日記です。

6月15日で、無事に弊店が2周年を迎えました。児童養護施設を退職してから(その後もしばらくアルバイトをさせていただきましたが)3年ということになります。ソーシャルビジネスの会社で勉強させていただき、起業。DIYで開業。自宅訪問型のユースワーカーでの兼業を経て福祉専門学校への入学。そして社会福祉協議会で兼業し、学生/代表/勤め人の三足のわらじの現在。思いつく限り、何でもやってきましたが、取捨選択の時期だと感じています。子供が生まれて、お世話になっている大人、若者が増えて、明日を考えず突っ走っていくことが後ろめたくなってきました。
そう考えると、cafeシモキタトナリが3周年を迎えることは、現時点の見込みではなさそうです。かといって、終えるつもりもありません。なにを選び、どう続けていくか、決意の時期です。

割り当て、という用語を最近学びました。私が知った文脈は、福祉施策/政策の予算の振り分けのことです。要するに、限りある予算を割り振ったときに、予算の届かない領域があるということです。

現在の私の持つ社会的信頼性や実績、肩書き、プレゼン能力、資産では、私がやりたいこと/続けたいことの労力の概ねをお金に変えることはできません。かといって、現実的に可能そうな、既存の助成金/福祉事業に弊社福祉活動を落とし込むつもりもありません。もうすでに立派にやられている方がいらっしゃいますし、いままで続けてきた本質を損なう気しかありません。

私がやりたいこと/続けたいことの説明は、いまはエピソードでしか伝えることができません。しかし、それをシンプルにお金に変えようとすると、個人が特定できるレベル(過去と現在)のプライバシーの紹介と「支援する弊社への寄付が必要」という一面的な意味づけで完結させる必要がでてくると思っていて、やはり、やりたくありません。その一人のエピソードの意味づけは、その一人の意思に委ねたいです。

「ココ」で収入を得たい、という明確な目標地点はあるのですが、至らぬ要素が多いので、長い時間がかかりそうです。なので「細く長く」続けることが必要だと思っています。そのために「絞って実践」すべく、具体的な次の三年を模索中です。

そんなことを考えながら悶々と慌ただしく過ごしていた折、2周年を迎えました。すっかり店舗への目線が逸れていて、なにかやろうと思っていたわけではないのですが、スタッフが企画を考え、何人もの関係者の方が訪問やお祝いのお言葉をくださいました。

いつか担当していた若者が子守をしてくれ、スタッフがもう大人になっている元担当の子の誕生日を祝い、非支援者だった方がスタッフとして隣に立ってくれていて、常連のお客様がお花を店に飾ってくださり、職場体験生だった元スタッフが店頭でギターをひいてくれて、道行く人が笑いかけてくれて、音沙汰なかった小学生がくつべらマンの自作グッズを持ち寄ってくれて…..目を見張る光景でした。

もがく若者に近づきすぎて失敗したり、関係者のご好意を不意にしてしまったり。取り零してしまう気持ちや想いは未だ多々ありますが、だからこそ次に会う約束になると、自己研鑽に努めていきます。

目に見える形や行動で示してくれた、示されなかったは問わず、いつも温かい気持ちで弊社/弊店に関わっていてくださるすべての方に深くお礼を申し上げます。正しいことを当たり前のように、頑固に一番に続けていけるよう、身近な関わりを大切に絶えず精進していこうと思います。

今後ともよろしくお願い致します。

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