一般社団法人SHOEHORN

年下に学ぶ

年下に学ぶ

児童養護施設で生活していたという、十代くらいの女性の方が来店してくださいました。

何かしたい、とお声かけいただき、施設アルアル話で盛り上がりました。

そのあとが問題でした。

酩酊状態と思われる男性のお客様が来店され、その女性の隣に座り、何やら距離が近い。

「(料理が)高いなー。お金がなく、て…」と料金支払えないのかな発言もあり、私はかなり冷たく対応しました。するとその男性は言葉少なく、萎縮気味に。何か過度な態度があったらお引き取り願おうとピリピリとした状態でいました。

すると、その女性は男性の話をフンフンと聞き、質問や意見をキャッチボール。すると、私にはあれだけ言葉少なだったのに、身の上話をつらつら。私は自分の態度を反省しました。人にはそれぞれ事情があり、態度に対する背景がある。尊重されてこそ、人は尊重してくれるという、繰り返し実感してきた事実。児童だって、大人だってそれは変わらないですよね。

施設勤務時代のことも思い出しました。体調が悪いと学校を欠席した児童が、食堂で他児童と歓談していたのを見かけて、怒ったとき。私は、不登校の理由に「体調不良」と嘘を口にしたことが許せなくて「なぜ正直に話さない」と詰め寄りました。すると他児が「たけし、食事のときくらい楽しく過ごそうよ」。「あ、ごめん」と私。

結局、その男性のお客様は、きちんと代金を支払われ、頭をさげて退店されました。どこかスッキリしたご様子で。私も頭をさげて見送りました。

反省。同時に、自分よりも若い人に見習えることに感謝しました。

 

あと、記事を見て来店くださった広島のお客様が、ハッサクを一箱くださいました。なにかに使ってください、とのこと。ありがとうございます。子どもと食べました。

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